保険給付の原因となる出来事を保険事故といいます。
今ひとつわかりにくいかもしれませんが、定義的な言い回しをすると「生活のための所得を減少若
しくは喪失させる事故、又は生活のための所得をもって賄いきれないような失費(出費)を発生させ
る事故で、その発生が保険給付を行う原因となるもの」のことです。
簡単にいうと、「生活していく上で経済的に困るような出来事」のことで、負傷、疾病、障害、死亡、
出産、老齢、失業などがこれにあたります。
負傷、疾病はわかりやすいですね。病気やケガで働くことができなければ、収入を得られず生活に
困ります。障害や失業もわかるでしょう。
死亡は、一家の大黒柱が死んだら残された家族は路頭に迷いかねないことから保険事故です。
ピンと来ないのは、出産や老齢。出産は、一般的にはおめでたい話ですが、多額の出費をともなう
ので、経済的には困ることと考えます。
老齢は、長寿という意味ではおめでたいのでしょうが、年取って働けなくなると収入を得ることがで
きないので、経済的には困ったことと見るのです。
国民年金、厚生年金では、「老齢、障害、死亡」の3つが保険事故となります。
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