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要チェック! ⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒
   
白書の一般非常識!の部 −厚生労働白書(37)−

今回は、平成24年版厚生労働白書から「社会保険とは何か〜社会保険は、人生の様々なリスクに備えて、人々があらかじめお金(保険料)を出し合い、実際にリスクに遭遇した人に、必要なお金やサービスを支給する仕組みである〜」についての出題です。厚生労働白書は本試験において、選択式で出題されることが多く、みなさんご存知のとおり、1科目あたり5問の出題のうち3点以上得点しなければなりません。選択式は、択一式と違って一連の文章問題ですので、1箇所間違ってしまうと総倒れになることが多く、「流れ」を掴んでおくことが足元をすくわれない一番の対策となります。今回の一般非常識対策に続いて会員専用非常識では、さらに続きをみていきますので、会員の方は必ずチェックしておいてください。

文中の【 】で囲った部分は選択式囲っていなくて色文字になってる箇所は択一で問われる可能性がありますので、よく確認していきましょう。

 

社会保険とは、誰しも人生の途上で遭遇する様々な危険(【傷病】【労働災害】・退職や失業による【無収入】〜これらを「【保険事故】」、「リスク」という。)に備えて、人々が集まって集団(【保険集団】)をつくり、あらかじめお金(【保険料】)を出し合い、それらの【保険事故】にあった人に必要なお金やサービスを支給する仕組みである。

この場合、どのような【保険事故】に対し、どのような単位で【保険集団】を構成し、どのような給付を行うかは様々であるが、公的な社会保険制度では、法律等によって国民に【加入】が義務付けられるとともに、【給付と負担】の内容が決められる。

現在、日本の社会保険には、病気・けがに備える「【医療保険】」、年をとったときや障害を負ったときなどに年金を支給する「【年金保険】」、仕事上の病気、けがや失業に備える「【労働保険】」(労災保険・雇用保険)、加齢に伴い介護が必要になったときの「【介護保険】」がある。

【社会保険方式】」と異なる社会保障の仕組みとしては、「【税方式】」がある。【税方式】とは、【保険料】ではなく専ら【租税】を財源にして給付を行う仕組みであり、国や地方公共団体の施策として、国民や住民に対して【現金または現物】(主にサービス)の提供が行われる仕組みである。その典型は、【公的扶助】としての【生活保護制度】であるが、その他に、【児童福祉】【障害者福祉】といった社会福祉制度も含まれる。

ご理解は進みましたでしょうか。
今回は、「社会保険とは何か〜社会保険は、人生の様々なリスクに備えて、人々があらかじめお金(保険料)を出し合い、実際にリスクに遭遇した人に、必要なお金やサービスを支給する仕組みである〜」について、厚生労働白書の重要ポイントを確認しました。会員専用非常識では、さらに引き続いて確認していきます。

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