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社会保険の一般非常識!の部 −年金関連用語の基礎知識H−
今回は、年金関連用語の第9編です。(出典:厚生労働省「用語集」)
特に、【 】で囲った部分は選択式などで問われる可能性があります。
あくまでも周辺知識なので、深入りしないように「なんとなく頭に入れておいてください。原則は基本が大事です。

 

●再評価
老齢厚生年金(報酬比例部分)の額は、加入期間中の【標準報酬月額(賃金)】の平均を基に計算されます。その際、過去の低い【標準報酬月額】をそのまま平均すると、年金の【実質価値】が低くなってしまいます。そこで、過去の【標準報酬月額】を現役世代の【手取り賃金】の上昇等に応じて見直した上で平均しており、これを【再評価】といいます。具体的には、過去の【標準報酬月額(賃金)】に一定の率(【再評価】率)を乗じることで、現在の【手取り賃金】水準に読み替えます。

●総報酬制
厚生年金の保険料を月々の月給(標準報酬)とボーナスから【同一の】保険料率で徴収し、かつ給付にも反映させていく制度が【総報酬制】です。

●段階保険料方式
保険料を拠出する年金制度では、年金を受けるためには一定期間の保険料納付が必要になります。そのため、制度発足当初は受給者が現れず、時間の経過とともに受給者が増えることになります。これにあわせ、【年金給付費】も増大していきます。この給付費に必要な保険料を当初は低めに設定し、【段階的】に引き上げていき、最終的に【収支が均衡】するように設定する財政方式を【段階保険料方式】といいます。【段階保険料方式】【積立方式】の要素をもちつつも、【物価スライド】【賃金再評価】等のための費用のかなりの部分を【後代負担】とする【賦課方式】の考え方をもった財政方式で、両財政方式の利点を生かしたものとなっています。わが国の年金制度は、この方式を採用しています。

 

どれもよく聞く言葉ですが、その定義を聞かれて明確に答えられるでしょうか。暗記するまでは必要ありませんが、なんとなく頭にぼや〜っと残る程度にみておいてください。ひょっとしたら命拾いするかもしれませんよ。

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