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社会保険の一般非常識!の部 −年金関連用語の基礎知識D−

 

今回は、年金関連用語の第5編です。
特に、【 】で囲った部分は選択式などで問われる可能性があります。
あくまでも周辺知識なので、深入りしないように「なんとなく頭に入れておいてください。原則は基本が大事です。

 

●加算型
【代行型】【融合型】とともに、厚生年金基金の給付形態の1つ。国の【老齢厚生年金】を代行する基本部分と、企業独自の給付を上乗せする加算部分とで設計されています。 加算部分の給付設計には、その人の給与に比例する【給与比例加算】と、加入期間などに比例する【定額加算】の2つの方式があり、企業独自の考えで給付設計の多様化に対応できる仕組みになっています。企業の退職金を加算部分に移行し、年金化することも可能です。【昭和50(1975)年8月】以降、新しく設立される基金はすべて加算型です。

●代行型
【加算型】【融合型】とともに、厚生年金基金の給付形態の1つ。国の【老齢厚生年金】と同じ給付設計で、支給率を高くして国よりも給付が厚くなるように設計されています。【加算型】のように加算部分はありません。
【老齢厚生年金】と計算方法が同じため、給付設計が画一的でわかりやすい反面、企業の退職金を【移行しづらい】面があります。そのため、【昭和50(1975)年8月】以降新規に設立する基金は、すべて【加算型】になっています。

●社会保険方式
わが国の年金制度では、【加入者】が保険料を拠出し、それに応じて年金給付を受けます。この仕組みを【社会保険方式】といいます。基本的に保険料を納めなければ給付は受けられませんが、給付は、保険料の額や支払った期間に応じて決められるため、拠出と給付の関係がより明確であり、保険料拠出について【加入者】の合意を得やすいメリットがあります。
【社会保険方式】と対比されるのが、給付を税金でまかなう【税方式】です。

「間違いなくこんなキーワードが出るのか!」と言われると、ナントモ言えませんが、これまで一般非常識では、このようなキーワードで足元をすくわれる方が結構いらっしゃいました。だからといって、枝葉をつくようなものまで覚える必要はありませんが、基礎的な学習をほぼ終えられている方は、なんとなく頭にぼや〜っと残る程度にみておいてください。ひょっとしたら命拾いするかもしれませんよ。

この続きは、会員専用非常識で会員向けに公開しています。会員の方は是非チェックしておいてください。

 

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