国民年金法
法16条の2第1項、法25条からの出題で、1は調整期間、2は公課の禁止に関する問題です。いずれも本法からの出題ですが、Aは難しかったのではないでしょうか。BDEはあまり迷わず取れたと思います。Dはフレーズが正確に定着していないと、間違いを選んだかもしれません。Cは、そもそも財政均衡は長い時間をかけて行うもの、終わりのことは先の話だからまだ分からない、今は、まず開始を決めることが先決というように考えることに気づけば、正解が入ったと思います。やはり3点は確保できると思います。
昨年は3問あった組合せ出題が減り1問でした。厚生年金と同様で基礎知識を事例で考えること出題が多く、事例が得意か不得意かで明暗が分かれたと思います。年金はイメージで掴むことがセオリーといわれますが、常に具体的なイメージ(事例)で理解を深めることをしてきたかどうかで得点に差がつくのではないでしょうか。厚生年金よりは得点しやすいと思います。
【問6】
A
B
C
D
E
【解答・解説】
正答 : B
胎児であった子が生まれた日の属する月の翌月から、遺族基礎年金の額が改定される。遺族基礎年金の額は被保険者又は被保険者であった者の死亡した日の属する月の翌月にさかのぼって改定されるわけではない。
Aは、「ここが出る!令和3年度本試験直前対策」 ズバリ的中!